当たり前じゃない

 

掲示が外れてすっかり寂しくなった南校舎。

「さあ、残り1か月」のところで、三送会・卒業式で3年生を送り出そうと、ラストスパートをかけたところでした。

中学校生活の3年間すべてが順調に進むことは、当たり前ではないことを、改めて感じましたね。

でも、予定通りに進まなかった3学期は、74期のみんなが抱く「自分たちでやってやろう」という気持ちがたくさん表れていました。

 

今年の三送会の内容は、自分たちで創意工夫したところがたくさんありましたね。

演劇は、セリフ・動きをたくさん追加して練習してくれました。

ダンスの内容はすべて自分たちで考えて練習してくれました。

衣装も背景も1から手作りしてくれました。

装飾は3年生のイメージに合わせて飾りを考案・作成してくれました。

そして、限られた練習で歌い切った合唱。

 

みんなの力で作り上げた74期の出し物でした。だからこそ、3年生に届けたいと、先生たちも本気で思いました。

「これから、今出来ている分をビデオに撮って、3年生に贈る」。それを聞いたみんなは、とてつもない集中力で最後の調整してくれました。

どれだけのものが出来上がるか、誰も予想できない中でした。みんなは、誰も予想しない、私も予想しないような出し物を作り上げました。

 

それぞれ、VTRとして、卒業式の彩りとして、3年生に届きました。  みんなの出し物は、大成功!

 

 

賞に届くクラス・届かないクラスはあれど、努力と協力が結集した体育祭・合唱コン。

めまぐるしい日程で、失敗と多くの成功を重ねた水上。

徐々に学校の代表を引き継ぎ、3学期にみんなは74期のパワーを見せてくれました。

 

「自信」

もっていいはずです。

 

来年度、いつ何が起きても悔いのないよう、中学校生活最後の1年を送ってほしいと思います。

頑張ろう!